「無理無理無理!」
昨日の夕方5時半すぎ、ついに我慢できなくなって、パソコンとノートを閉じて、ひとりで天井に向かって叫んだ。朝のランニングから帰ってきてから、ブログを書いたり、単語を覚えたり、そして日本語の復習をしたりで、ずっと机に縛りつけられていた。途中で少し眠くなって1時間ほど昼寝をしたけど、それがなかったらまるで仕事をしているみたいだった。
だから、簡単に顔を洗って、半袖と短パンに着替えて、外に出た。建物の外に出た瞬間、強い風が吹いてきて、思わず震えた。
――この感じ、もう3ヶ月くらい経験してないかも!
「秋が来た、ほんとうに秋が来たな。」自分にそうつぶやいた。
……
そのあと、いつもの夏の夕方よりももっと気持ちいい時間を過ごした。まず、涼しい秋風を感じながら自転車で四条のにぎやかなところに行って、そこからGRカメラを持って街を散歩した。あの大きなAppleのロゴがなければ、新しいベルトを買わなかったかもしれない。でも、その夜、涼しい秋の夜に完全に夢中になっていたかもしれない。
たとえ一人でも。
……
でも実際、最近の私は一人じゃない気がする。
学校で授業を受ける時、台湾の友達とお互いに勉強を頑張っているし、授業後の自習時間には、後から知り合った日本語が私より上手なモリーさんにもたまに会う。そして、うみねこでも、他の居酒屋でも、香港の友達や、私がすごく尊敬している姉さんと一緒に飲む機会がある。
一人の時間は、家と移動中だけで、それ以外の時間、この街はだんだん寂しくなくなってきた。
……
過去の4、5年間、毎年秋になると、私はいつも不安や心配でいっぱいだった。
なぜか、冬や春、夏ではなく、秋だけが私の気持ちをどん底に落とす。何もかも悪い方向に考えて、希望も全部自分で否定してしまう。
「今年は変わるかもしれない?」昨日の夜、お酒を飲んで家に帰る途中、自転車を押しながら夜空を見て、そう思った。
こう思えること自体が、新しい変化かもしれない。
たぶんね。
…
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