国一日記#240922(また来年)。

昔の人の天文学や地理は本当にすごいです。冬至や春分など、二十四節気のどの節気も、毎回正確に違う気候の変化が現れます。例えば、今日の秋分の日も、夜中から雨が降り始めました。

この雨は今までの雨とは全く違います。雨の日でもランニングを続ける少数の私のような人だけが、この違いを感じることができるでしょう。今日は涼しい雨で、雨が体に降りかかると、もう夏の汗と同じ温度ではなく、体と心が冷たく静かになるほどです。
「秋が本当に来たんだなあ。」と、さっきアプリで見た天気予報を思い出しました。今日から、京都の最高気温がもう30度以上にはならないそうです。私にとって、この「30」という数字は、夏に別れを告げる大切な目安です。
「さようなら、夏!また来年ね!」と私は顔を上げて、冷たい雨を受けながら、心の中で夏に別れを告げました。

以前のブログでも何度も書いていますが、ランニングを始めてから、私は180度変わって、秋や冬が好きではなく、春や夏が好きになりました。その中でも特に夏が好きです。

寒い冬の強風や、春や秋の遅い日の出に比べて、夏は一年の中で一番朝ランに適した季節です。たとえ京都の夏が北京よりも暑いとしても、先生が「どの季節が好き?」と聞いたとき、私だけが「夏!」と大きく手を挙げました。

しかし、四季があるからこそ、一番好きな季節ができるんです。四季が巡るから、好きな季節とも別れなければならない日が来るんです。

それでも、好きな季節が遠ざかっても、特に悲しくはありません。その理由は簡単です。夏も、他の人が好きな季節も、来年また戻ってくるからです。明日の太陽がまた昇るのと同じように。

この大きな安心感の反対側には、人や物事が去る不安定さがあります。ある人や物事が一度去ってしまうと、再び会えるかどうかは分かりません。一か月後か、半年後か、一年後か、それとも二度と会えないのかもしれません。

私はこの気持ちが怖いので、少しずつ人や物事に関わることを避けるようになりました。始まらなければ、終わりを心配しなくて済むからです。すべての「始まり」は「終わり」の始まりですから。

秋休みの二日目が始まりました。
日本語をちゃんと勉強しよう!!

夏、また来年!!