国一日記#240917(一番困ることは)。

「僕のあのカードはどこに置いたかな?どこだろう?」
昨日の夜、雲の中の満月を見上げながら自転車で家に帰っていた僕は、ずっと「カード」のことを考えていた。その「カード」は今年の3月21日に日本に来る前、国内で買ったインターネットデータのカードだ。考えていた理由は、「昨日のブログ」に書いた「僕のアパートのネットが壊れた」ことだ。
そんなふうに、李白の「頭を上げて明月を望み、頭を下げて故郷を思う」をどう翻訳しようかと思っていたら、その「カード」の場所も思い出した。家に着いてすぐ、エアコンをつける間もなく、僕はリュックを背負ったままクローゼットからそのカードを探し出した。「ああ!よかった!これで携帯でホットスポットを作れるぞ。」
ん?どういうこと?昨日のブログで「ネットがなくても平気」と言っていたのに、夜にはもう気が変わってる。まさに男ってやつだね(笑)。

「20GB」のネットで、パソコンは再びすべての機能を取り戻した。僕は日本語の動画を見たり、Netflixでアニメを見たり、日本の番組を見たりしていたら、2時間ちょっとで5GBも使ってしまった…やっと戻った安心感が、また危なくなってきた。
「ネットがないのが一番困ることなのかな?」そう思った。

そんなわけない!もちろん違うよ!
ネットより、日本での生活で大事なことがたくさんある。特に僕にとって、一番大事なのは電気と水だ。
そうだね。もう9月中旬なのに、秋分が近づいているのに、9月の京都はまだ少しも涼しくなくて、最近は7月初めの真夏のような気温と湿度だ。
そんな天気で、電気がなくてエアコンが使えないのは、ネットがない「心のニーズ」を超えて、「身体のニーズ」に影響する深刻な問題だ。
それに、毎日汗だくで走り終わって、シャワーも洗濯もできないのは、ネットがないことよりもっと辛いことだ。
こう考えると、Wi-Fiが一時的に使えないことは、本当に困ることとは言えないね。

暑さが平気で、毎日シャワーや洗濯をしなくてもいい人にとって、一番困ることは何だろう?
お金がないこと?お酒がないこと?友達がいないこと?それとも何かが足りないこと?
実は僕もこれらの問題に直面しているけど、今のところあまり重要ではないんだ。

中秋おめでとう!!