国一日記#240911(外国語は飲み物)。

水曜日の朝、目覚ましが鳴ったら、すぐに起きました。昨夜早く寝たわけではありませんが、次の学期が始まったら、朝のランニングで太陽が見えなくなるかもしれないと思い、それまでにもっと走って、もっと写真を撮りたいと思ったからです。でも、今日は過去174日間のランニングと少し違って、やっとイヤホンをつけました。

そうです。AirPodsはずっとカバンに入っていましたが、ランニング用の「スポーツイヤホン(SHOKZ)」は中国に置いてきて、日本には持ってこなかったんです。日本のランニングでは、北京よりも写真を撮るチャンスが多く、さらに鴨川の朝はいつもとても静かなので、イヤホンをつけないほうが気持ちが良かったんです。

それでは、どうしてまたスポーツイヤホンを買ったのでしょうか?一番の理由は、毎朝の1時間半を最大限に活用して、できるだけたくさん日本語を聞きたいからです。NHKニュースや日本語のポッドキャスト、またはクレヨンしんちゃんのアニメでも、少しは日本語の勉強になると思います。

だから、「SHOKZ」の電源を入れた時の日本語の音を聞いたら、ちょっとワクワクしました。

というわけで、今日の朝のランニングは「日本語」と一緒に行いました。でも、もう簡単な文法や単語のポッドキャストでも、今の僕にはまだ直接意味がわかりません。「直接意味がわかる?」というのは、たぶん中国語の意味を考えずに、日本語で直接理解できることを言いたいんです。

——日本語で考えることが、僕の一番大きな目標です。

でも、日本語で考えることが本当にできるのでしょうか?外国人として、日本語の思考を自分の母語の代わりにできるでしょうか?それはとても難しく、ほとんど不可能なことだと思います。
……
僕たちの国の言語は、まるでコップに入れた飲み物のようです。

例えば、中国人の僕のコップには「中国語の」水が入っています。アメリカ人のコップには「英語の」ビールが入っています。そして、日本人のコップには「日本語の」コーヒーが入っています。

僕が英語を勉強し始めたとき、僕のコップには水とビールが入りました。日本語を勉強し始めたら、コップの中は水とコーヒーになります。

——だから、完全にビールやコーヒーになることはないんです!

そう考えると、時間が経って、ビールやコーヒーをどんどん足していくと、昔の「水」が少なく見えてくるかもしれませんが、言語の思考を変えるのはとても難しいことです。

僕は日本人の話し方や文化、マナーを学ぶことができますが、日本語を話す時、少しは中国語の思考やロジックを使うことになるでしょう。
……
もちろん、言語の天才たちはいくつもの言語の思考を同時に持つことができるかもしれません。

もしかしたら、彼らの脳にはいくつかのコップがあって、いろんな言語の水を入れることができるのでしょう。

でも、僕にはできません。(笑)